訪問終了後の出会い
- くぼた
- 2015年11月8日
- 読了時間: 2分
今日は訪問看護とぎが開業して最初に訪問させて頂いた利用者さんのお宅に電話をしました
その患者さんは放射線治療後の皮膚ケアという外来の医師からの指示書で始まった これからの訪問看護を象徴する(と真剣におもっている)大切な事例 諸々の説明や調整も外来で行うことが多く 指示医との関係性ができているナース任せになってしまい 所長として直接 訪問する機会を失っていたまま訪問終了となっていました
(短期間で訪問終了となってしまうところも悩ましいですが本来の姿だと思っています)
当ステーションの記念すべき第一号の利用者さんとの接点をどこかで持ちたいと思っていたので 訪問終了からちょうど一ヶ月後の今日 「その後いかがですか~?」とお電話したのです すると なんということでしょう 虫の知らせでしょうか 病状の変化から いろいろと不安に思っていらっしゃることを沢山話して頂きました もともと その利用者さんのご近所に営業で周った際にご挨拶に伺って差し支えないかという
そのことを目的としたお電話でしたので 一緒にスタッフと訪問することとなりました 訪問してみると どこの久保田さんがくるの~? と奥様にうまく伝わらず大騒ぎになっていたり 近くのケアマネさんにもご連絡がいっていたりと なかなかにぎやかになっていましたが 直接気になるところを診せて頂き 症状も聞かせて頂き 検査した医師やケアマネさんとも相談した結果 今は前向きにリハに取り組む意思決定に向かったことを語って下さいました 私はなによりもきちんとご挨拶ができ 「来てもらって安心したわ~」と言って頂き 本当に 訪問看護は素敵な仕事だなあと思ったのでした
そして、帰りにはお騒がせした ご近所のケアマネさんにお詫びをかねてご挨拶をして… また 新たなご縁を頂けそうな予感です 何事も丁寧に真摯に向かい合い 今しかできないことをしっかりとやろうと思った一日でした
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