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ミクロとマクロをつなげる

  • くぼた
  • 2015年10月5日
  • 読了時間: 2分

週末は大阪で行われた 地域医療研究会に参加してきました。

テーマは「少子超高齢社会における地域医療・地域包括ケアとは」

魅力的なテーマが満載で 今だからこそ聞いておきたいあの植木鉢の概念図の作成過程等々 とても頭がすっきりした研究会でした。

この研究会は1975年から大学では教えてくれない 現場発の地域医療研究会だということ もともとは地方の医師確保が厳しい現場の声を行政に届ける役割もあったようです 都会と地方では医療の提供体制自体根本から考える必要があるというのは 永遠のテーマでもありますが…今回の地域包括ケアシステムではこれまでと少し様相がかわり 都会の危機を救うために医療・介護資源の豊富(とはいえ人口比でという話ですが)な地方へ なんて言われても 地方は地方で問題を抱えていると そんな議論が続いていました そういえば 高知家プロジェクトの初期のころに地元住民の皆さんに移住計画の話をしに行った 県の職員が 自分たちの子どもたちが就職先がないと都会にでていっているのに 移住計画のために県の職員がこうして税金を使って働き それに自分たちも協力するというのは 納得がいかないと言われて返す言葉がなかったと話していたことをぼんやりと思い出していました 地方と都会 急性期と回復期そして慢性期 在宅 とざまざまな現場にかかわる自分としては そのすべての場にいる最大の労働人口である看護職のできることはもっとあるのではないのか そして そのためには もっともっと学ばないとと思った二日間でした 私個人として 田中滋先生の 福祉職への期待を込めた発言として 対象者をコミュニティベースとした教育を受けている職種は福祉職だけだという言葉が耳に残っています

(ソーシャルワークは個人ではなく集団を対象にしているはずだと) 看護職の中にも 保健師がいます 保健師はコミュニティを対象とした看護職ではないのでしょうか 目の前の一人の住民の健康問題を解決するためにいるわけでないはず ミクロをマクロをつなげて 地域を見つめ 必要な施策を提案していく それが保健師であると信じたい  地域の看護管理と保健師の仕事をリンクさせたいと思ったのでした そして在宅医療コーディネーター機能もその中の一システム… 久しぶりにシステム思考の看護管理を思い出しました https://hbs.one.ne.jp/chiiken2015/program.html


 
 
 

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